必要なものかどうかわからない!? 増えやすいコード類・付属品の整理収納方法【豊洲マガジン】

必要なものかどうかわからない!? 増えやすいコード類・付属品の整理収納方法

 パソコン周りで使うコード類はデスク脇に引っ掛け収納しています。整理収納アドバイザー栗原晶子です。

家の片づけをする時、モノを整理する時、「使う」か「使わないか」を基準に分類していくというのは、このコラムでもすでに何度かお話ししてきました。「使う」か「使わない」か、「必要」か「必要でない」かで判断すればいい……とは言っても、それが出来ないということがよくあります。「これなんだっけ?」になりやすいのが、コードやアダプタ―類です。

例えば、携帯電話、パソコン、タブレット、音楽プレイヤー、デジカメなどの付属品がそうです。今どきのスマートフォンなら音楽も聴けて、写真も撮れて、一台何役も果たせる機能が備わっていますが、実際のご家庭では、複数のデジタル機器を保有していることがほとんどです。そして、それらには、それぞれ付属のアダプターや充電器、コード類があります。買った時に付属していたけれど、一度も使ったことがないものや、本体はずいぶん前に処分しているのに、コード類だけ残っていて、何に使うものかわからないというものもあるのではないでしょうか。

そこで、コードなど付属品の整理方法について、購入前後のタイミング別に考えてみましょう。

<購入前>
・現在保有しているアダプターや付属品の中に使いまわせるものがあるかどうかをチェックして、不必要なオプションを新たに購入しないようにする。
・用途がはっきりしない付属品を「念のため」でつけないようにする。

<購入直後>
・付属品の中身を確認し、タグをつけるなどして何に使うものかをひと目で判断できるようにする。
・機器ごと、付属品ごとにチャック付きバッグなどに入れ、ラベルをつけて収納する。
・充電器など使用頻度の高いものは、使いやすい場所で保管する。(コンセントの近くに引っ掛け収納するなど)

<購入後>
・現在所有している機器の付属品かどうかを取扱い説明書などを参照し、確認する。
・必要がない付属品、ダブっているものは処分する。
・機器が壊れて処分する場合や、新しいものを購入する際に、見直しをはかる。

これらは主に不燃ゴミとなりますが、地域や家電量販店で回収している場合や、新しいもを購入する際に古い型のものを引き取ってくれるサービスなどを展開しているメーカーや店舗もあるので、積極的に利用するとよいでしょう。
デザインや形に大きな特徴があるものではないことが多いため、また使わないとつい奥にしまい込んでしまう傾向にあるので、気がつくと不必要なものをかなり保有していた……という例も少なくありません。

特に購入前、購入後のちょっとした心がけを実践すれば、後々、かさ張って捨てづらい「やっかいもの」を作らずに済むようになりますよ。家の中のコード類、見直してみてくださいね。

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栗原晶子

整理収納アドバイザー
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクになる、整理収納アイデアを研究・発信中。

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投稿者プロフィール

2013年4月にオープンした住宅展示場。緑豊かな町並みと潮風を感じながら見学できる最先端のモデルハウスを展示。おでかけ情報発信ブログ『豊洲マガジン』を配信中。

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