陶板レリーフ豊洲今昔物語【豊洲マガジン】

待ち合わせは豊洲駅クジラの壁画前で!

豊洲マガジン編集部の加藤です。

今年8月に、豊洲駅の新木場方面改札口の通路に大きな壁画が完成しました。

金工家であり、現東京藝術大学長の宮田亮平氏の原画・監修パブリックアート、“豊洲今昔物語”です。高さ2.7m、幅5.0mのこのレリーフは、日本古来の素材である陶を用いて制作されています。

作品には274個の陶板のピースが構成されていて、重厚感のある焼き物としても鑑賞できます。

豊洲駅改札

▲豊洲駅改札

有楽町線豊洲駅の改良工事に伴い、“うるおい空間を演出するパブリックアートを”という制作依頼があり、現在豊洲在住の宮田さんは、海への想い、豊洲の現在・過去・未来に想いを馳せて“豊洲今昔物語”を制作したそうです。

豊洲駅の壁画、今昔物語

▲豊洲今昔物語

新潟県佐渡市に生まれ、毎日潮騒をきいて育った宮田さん。

故郷を懐かしむ気持ちが強くなり、東京の海が見える場所に住もうと、ふと降り立った豊洲のビルからの眺めに海を身近に感じました。

むかしここが海であったということにも愛着を感じ、豊洲の住民になることを決めたのだとか。豊洲は東京湾を埋め立てて作られた新しい土地。

豊かに栄える島(洲)に、との願いを込めて命名されました。

豊洲駅の壁画、豊洲今昔物語

▲壁画にはクジラの親子が描かれています。

むかし、このあたりは豊かな海で、時折クジラやいるかが姿を現して人々を喜ばせていたようです。

江戸前のキス釣りに高じる釣り人が描かれていますね。

豊洲駅の壁画。豊洲今昔物語

▲昔の釣り人の様子

豊洲駅の壁画、今昔物語

▲イルカの群れ

豊洲駅のレリーフ今昔物語

▲豊洲の今を象徴する高層マンションやビル群。

「昔は海だった豊洲のルーツを現すことで現在の豊洲への希望を感じていただければと思いました。この壁画前が多くの方々の待ち合わ場所となり、大勢の方から親しまれることを願っています」という宮田氏さんの願い通りに、「待ち合わせは壁画でね」という人たちが増えることでしょうね。

豊洲駅に降りたら、ぜひ鑑賞してみてください。

スマートハウジング豊洲まちなみ公園

投稿者プロフィール

2013年4月にオープンした住宅展示場。緑豊かな町並みと潮風を感じながら見学できる最先端のモデルハウスを展示。おでかけ情報発信ブログ『豊洲マガジン』を配信中。

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